沖縄ITイノベーション戦略センター主催 ISCO Forum 2019 -1st Anniversary

Avacus株式会社(愛知県名古屋市:代表取締役 松田航)は2019年9月5日に沖縄ITイノベーション戦略センター(以下、ISCO)主催のISCO Forum 2019 -1st Anniversaryに登壇し、Avacus株式会社の法人設立以降、あまり触れてこなかったサービス運営の実態や研究開発分野への取り組みについて、初めて公表いたしました。登壇資料は、添付よりご査収ください。(一部抜粋・改訂)。

今後も当社は業界・国内外を問わず、様々な企業とブロックチェーン技術を応用したプロダクト開発を進め、イノベーション創出を支援してまいります。また、その活動・研究報告の場として、積極的に同様のセミナーやフォーラムへの登壇をお受けしていく所存です。


以下は、当社が発表した内容のサマリーになります。資料と照らし合わせてお読みください。


【Avacus株式会社 代表取締役CEO 松田 航】

SNSではまつかぶという名前を名乗って活動しています。本日はよろしくお願い致します。
弊社はブロックチェーンを活用したサービスの開発や運営、お客様のブロックチェーン関連技術導入の技術支援などを行なっている会社です。
暗号通貨を持った人々が交流して新しい価値を生み出せるようなプラットフォーム「Avacus」を提供しております。

具体的に言うと、Avacusは現在大きく分けてShop Ask Payの3つのサービスで構成されております。
“Shop”は、買い物がしたい人と、暗号通貨がほしい人をマッチングさせるサービス
“Ask”は、お仕事を頼んだり、頼まれたり。スキルを価値に変えられるサービス
“Pay”は、チャットでメッセージをやりとりしながら瞬時に送金できる決済機能付きSNSサービスです。
これら全てのサービスが暗号通貨で利用する事ができ、それぞれにアプリがあります。
さらに今月、暗号通貨フリーマーケット“Bazaar”がリリースされる予定です。

ユーザー数は約1万人、月間トランザクション数は1500件、対応言語は日本語をはじめとした5ヶ国語に対応。Avacusで買い物等に利用できるトークンはBTC, VACUS, BCH, XPC, NANJの5つです。今後も増えたり減ったりする可能性があります。

Askで仕事をした報酬にBitcoinを手に入れて、そのBitcoinでショッピングをする。そこに更にBazzarがリリースされると、買ったものが飽きたらフリーマーケットに出してまたBitcoinを手に入れることもできます。
この循環がAvacusに生態系を創り出しています。

Bitcoinを手に入れて、使って。手に入れて、使って。
Avacusは私達の慣れ親しんだ世界とはまったく違う体験を得られる、暗号通貨を使った新しいライフスタイルを実現できるサービスです。


<実際に、Avacusを使って快適な生活を送っているユーザー「もなかす」を紹介・実演>


AvacusAskは、Webの製作や税理士の相談といったお仕事から、ある地域にしかないポテトチップスを代理購入してほしいなど、個人の頼みごとの単位まで幅広い案件が並んでいます。実際に成立したお仕事の中からいくつかご紹介します。

一つ目は、実際に企業向けLINEアカウントのBot作成を個人のエンジニアがAvacusASKで受けたケースです。
もともとHTMLメールでのステップ配信を行っている企業に、AIとチャットBOTで代替しましょうと提案する案件です。
これはある大手企業に納品され、実際に現在運用されています。

次のケースは淡路島に旅行にって、暗号通貨を使って豪華マンションに宿泊する…というものです。
まるで夢のような話ですが、Avacusでは既に実現しています。
実は、先日うちの東京にいるはずのスタッフと遠隔でアイデア会議を行ったのですが、なんと彼はここから接続していました。
斬新なアイデアを生むためにはゆとりが必要だという言い分です。


<中略>


AvacusのShopとASKを今までご紹介してきましたが、3つめはAvacusPayをご紹介します。
Avacusのユーザー間で暗号通貨の送金やメッセージのやりとりができる、送金・決済機能つきSNSです。
Avacusのユーザーなら誰にでも、メッセージのやりとりができます。
メッセージルームから24時間いつでも少額から暗号通貨を送ることもできます。

AvacusPayには多彩な送金オプションがあって、アプリひとつでいろんなシーンにあわせた使い方ができます。
例えば請求書を作成して、QRコード決済ができる機能も付いています。
お店側は導入まで3分。操作としては、日本円の金額を入力するだけでQRを作成できます。
後はお客さんがアプリの中にあるスキャナーで読み取るだけで支払えます。

信頼関係が構築できる前のユーザー間で商品やコンテンツのやりとりをしたい時にはエスクローペイが使えます。
この機能を使えば全く知らない人同士だったとしても、安全な決済を行うことができます。

実際にAvacusPayがTwitterと連動して活用されたとても面白いケースをご紹介します。
Uさんが、AvacusPayの使い方を手書きのイラストでまとめたものをTwitterで公開しました。
そこで、公開した画像とともにUさん個人のAvacusPayのQRコードを載せたところ、多くの投げ銭が集まりました。
ユーザーが完全なボランティアで行うような広報活動にAvacusPayはプラスアルファの価値を生み出すことができます。

さて次は、Avacus Payを導入した店舗の実例を2つご紹介しようと思います。
まず1つ目は、秋葉原駅から歩いて30秒。ランパートという快適なコワーキングスペースがあります。
ここでは、利用料金にAvacusPayに対応した暗号通貨が使えます。
僕も秋葉原に寄ったときはいつもこの窓際の角の席で仕事しています。

2つ目は、渋谷道玄坂にあるバーThe wuのご紹介です。
音楽とお酒を楽しむDJ’sbarというコンセプトです。
ここは仕入れにAvacusを使って新しいスタイルの店舗経営を行っています。
Avacusのshopでお酒を仕入れたり、Askで宣伝素材の制作依頼をしたり、
売上で得た暗号通貨を換金せずに再利用し循環させています。

ここでは暗号通貨をテーマにしたイベントがお客さん主導で毎週開催され、暗号通貨の決済数は日本有数となっています。
僕もイベントが開かれるとよく遊びに行くんですが行くたびに満員で、ユーザーが創作したものがAvacusPayを使って買えたり、毎回新しい体験ができます。

暗号通貨の決済において、一番の問題は手順の面倒くささと送金の遅さです。
AvacusPayではお会計が終わるまでに1分もかかりません。
ほとんどクレジットカードを使うのと同じ感覚で利用できます。

さて、ここまでは暗号通貨を使ったAvacus生活がどんなものかという事をお伝えしてきましたが
最後に、Avacusが発行している独自トークン、VACUSについてご説明をさせて下さい。

VACUSはAvacusのショッピングで発生した手数料売上をVACUS保有者に抽選で還元するトークンです。
抽選確率は1/Vacus保有量です。
抽選機会は取引ごとに発生するので、Avacusを友人や知り合いに広く知ってもらい、取引量を増やす事が、ホルダーが自分の利益を最大化するための最適解となるように設計されています。
結果、ホルダーはAvacusをたくさん利用し、今も自発的に宣伝を行っています。


独自トークンはブロックチェーン投票にも使うことが出来ます。
この場合、トークンは通貨ではなく、投票権として利用します。
ブロックチェーンを通したトークンの送信は、全世界でリアルタイムに参照できるので不正の余地はありません。
ユーザーアンケートからサービスのフェアな意思決定まで様々なユースケースに応用できます。

例えばAvacusではサービス上で利用できる暗号通貨を新しく決定する際にAvacus voteというイベントを行います。
一定期間内に投票権トークンが一番多く送られた通貨が、Avacusで利用できる通貨として採用されるわけです。
各通貨のコミュニティ内でAvacusの宣伝活動が行われたり、既存のAvacusユーザーに向けて選挙演説が行われたり、相手勢力が持っている票数の分析班が現れたり。コミュニティ同士の白熱したぶつかりあいが繰り広げられました。

例えば、最低限の条件を満たしたユーザーには1票が付与されるのに対し、先ほどのAvacusを常用しているもなかさんに与えられる票数は20票です。

いくらVACUSの大口ホルダーでも、運営でさえも、Avacusの取引回数が少ないと投票権は得られません。
普段Avacusを使っているユーザーが今後どうすればAvacusが良くなるか?を考えるんです。
僕たちはいずれ、運営方針も含めたサービスの重要事項の決定にもこの投票の仕組みを使って行おうと考えています。

以上がブロックチェーンを活用した我々のサービスAvacus.ioと私を含めた、Avacus生活を送る民、Avacus民(ミン)のご紹介となります。
最後までご清聴くださいましてありがとうございました。




社名: Avacus株式会社
代表: 松田 航
住所: 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内3丁目13-29-2A
設立: 2019年4月18日(Avacus開設:2017年12月26日)
資本: 10,000,000円

Avacusサービスサイト: https://avacus.io
Avacus株式会社コーポレートサイト: http://avacus.co.jp

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